¥ 4,200 税込

商品コード： RC-339

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ニュージーランドを中心として活動するドリームポップ・バンドYumi Zoumaの2022年発売作品。Yumi Zoumaの音楽的歴史の中で、これからは"変化"の時であるということがハッキリと分かる、強い決意をドリームポップに落とし込んだレコード。

前作の『Truth or Consequences』リリース時、初のアメリカツアーがソールドしていたのにもかかわらず、パンデミックにより延期を余儀なくされたそう。その混乱した感情から生まれたのが「Give It Hell」。希望が失われ、絶望の渦中にいたとしても決してあきらめずに戦おうという曲だ。Yumi Zoumaの新作アルバムは、この曲からスタートする。

Yumi Zoumaの音楽としては新鮮なチェロやヴァイオリン、サックスなどが登場し、表現の幅がググッと広がったことはどの曲を聴いても明らかだ。「Mona Lisa」では、ひとり部屋の中でくるくると踊りながらファッションショーのように楽しむ姿が、現在の私たちの姿を思い起こさせる。 やはりここでも、ひとりベッドルームで踊る姿は"孤立"を表しているようにも感じる。でも、クライマックスではサックスが登場してほんの一瞬、孤独感が薄れる。この瞬間が続けば良いのに...と思ってしまう。心地良いようでいて、メッセージ性は強い。

デビュー当時から、そもそも遠距離バンドであったYumi Zouma。コロナの流行により、さらにお互いの距離を感じるようになったであろう世界的パンデミック。しかし彼らは音楽を作ることを辞めず、誰かの背中を押すパワーのある作品を作り上げた。

『Present tense』=現在形と題された本作。アルバムアートワークは、がっちり敷き詰められたリリックの数々が印象的だ。一貫して自分たちの"ある種の型"を貫き通してきたバンドが、新たに外部のアーティストたちとコラボレートし、信念を新たに持ち制作した音はどんな音がするのか？その耳で確かめてください。

Yumi Zoumaは、失ったものを取り戻すために自分たちの音楽を鳴らし続ける。

※Transparent盤、ゲートフォールド仕様。
Tracklist:
1. Give It Hell
2. Mona Lisa
3. If I Had The Heart For Chasing
4. Where The Light Used To Lay
5. Razorblade
6. In The Eyes Of Our Love
7. Of Me And You
8. Honestly, It’s Fine
9. Haunt
10. Astral Projection