アダンの風 / 青葉市子(2LP)

¥ 5,500 税込

商品コード: RC-360

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日本のシンガー・ソング・ライター青葉市子の2020年発売7thフルアルバム。活動10周年に設立した自主レーベルhermine(エルミン)からのリリース。

南の島を舞台とした「架空の映画のためのサウンドトラック」というテーマで製作された本作。プロット(元となる自主製作の物語)も存在する。もともとはCDというフォーマットでのリリースであったが、2021年にアナログ化された。アートワーク、インサート、内側までデザインされたゲートフォールドジャケット、そして海の生き物たちを表現した盤のラベルに至るまで、ここぞとばかりに本作の世界観が表現されている。

自分の中で、青葉市子=弾き語りというイメージが強く、作曲家(梅林太郎氏)そしてオーケストラと演奏したアルバムとは一体どういうことになるんだろう?というワクワクした気持ちがあった。全体としての、オーケストラとの壮大な曲と、弾き語りの曲とのバランスもすごく良く、一気に『アダンの風』の物語の中に引きこまれた。

ゆらゆらと波が寄せて引き返すようなギターのアルペジオ、水中の泡の粒のような楽器たち...。ある弾き語り曲では、"すうっ"という人間の呼吸が直に感じられ、血が巡った青葉市子という人間が歌っているのだということが分かる。また、日本語詩の言葉の選び方、響き方ひとつひとつも胸にすっと入るように柔らかだ。

波の音で始まり、波の音で終わる。海は、私たちいきものの生まれた場所で、帰る場所。私は、この作品から生と命、そして死までの巡りをひしひしと感じる。この『アダンの風』は、ギターと声という弾き語りだけではなく、様々な楽器との出会いが青葉市子の歌に新たなる命を宿したとも言えるレコード。聴くのではなく、からだの隅々で感じて欲しい。

※2LP、ゲートフォールド仕様、インサート付き。
Tracklist:
Side A:
01 Prologue 
02 Pilgrimage 
03 Porcelain

Side B:
04 帆衣 
05 Easter Lily 
06 Parfum d’étoiles

Side C:
07 霧鳴島 
08 Sagu Palmʼs Song 
09 chinuhaji  
10 血の風

Side D:
11 Hagupit 
12 Dawn in the Adan 
13 ohayashi  
14 アダンの島の誕生祭