古風 II / 冥丁 (CD)

¥ 2,750 税込

商品コード: RC-335

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広島県在住のエレクトロニック・アンビエント・アーティスト(またはプロデューサー)冥丁、2022年発売作品。シンガポールのKITCHEN. LABELからのリリース。こちらは2020年にリリースされ話題となったアルバム『古風』の続編である。

"LOST JAPANESE MOOD"をテーマに、日本文化をエクスペリメンタルに描いた『古風』(2020)を制作後、実は使用しなかった完成度の高いトラックが数多く残されていた。要するに本作『古風 II 』はその続編というわけだ。"古美学乃風刺"と書かれた帯が非常に印象的。

江戸時代、東京・日本橋から京都を結び道中には53もの宿場があった「東海道」。鈴虫の鳴く声、常夜灯に照らされながら、江戸時代の人々は歩いて旅をしていたのかなあなんて思いを馳せてみる。ピアノのメロウな滑らかな響きが美しく、意図せずとも情緒的な感情が生まれる「吉原」や「修羅雪姫」。前作にも収録されていた曲「花魁」のように当時の自由が無かった労働階級の女性たちへのリスペクトとして再び描かれている。

ノスタルジーを感じさせるアンビエントサウンドと、お囃子のサンプリング、からのグルーヴィーなベースラインが良い塩梅。また、サウンド全体にプツプツというノイズが入っていて、経年劣化した古本が埃をかぶったような質感が、余計に古い時代へと思いを巡らせる。

私たちは日本に住んでいるけど日本のことって全然知らないよね。と思う。それは自分もそうなのだが、こういった冥丁のような日本文化を題材にしている音楽を聴くとか、近くの神社や寺、そういったところの説明文を読んだり調べたりするだけでも良いと思う。"LOST JAPANESE MOOD"を完全に再現したり取り戻すことはできないかもしれないけれど、まずは触れることに意味があるのではないのだろうか。

※こちらはCDです。特殊パッケージ、16ページのインサートが付きます。
Tracklist:
1.Megumi / め組
2.Tōkaidō / 東海道
3.Happyaku-yachō / 八百八町 03:07
4.Kaworu / カヲル
5.Ochi-musha / 落武者
6.Yoshiwara / 吉原
7.Shurayuki hime / 修羅雪姫
8.Shinobi / 忍
9.Arinsu / ありんす
10.Saryō / 茶寮
11.Akira Kurosawa / 黒澤 明 04:56
12.Ji / 爺