冥丁『古風II 』CD盤入荷とLP予約を開始しました。

Meitei / 冥丁 – Saryō / 茶寮 (Official MV)

広島県在住のエレクトロニック・アンビエント・アーティスト(またはプロデューサー)冥丁、2022年発売作品『古風II』。シンガポールのKITCHEN. LABELからのリリース。こちらは2020年にリリースされ話題となったアルバム『古風』の続編である。

冥丁、とアーティスト名を入力する際、一瞬緊張する。なぜなら、メイテイと打ったところで酩酊という全く意味の違う言葉が出てきてしまうのだ。冥府、と打った後に丁、と打つ。冥府とは死後に行くとされている世界のこと、正直ドラクエで聞いたことがあるという程度の認識だ。けれども、なんとなく神秘的というか「実際に見たことがないけど存在されているという世界」というイメージは、なんとなく興味をそそられる。実際の冥丁さんの名前の由来は分からないが。

“LOST JAPANESE MOOD”をテーマに、日本文化をエクスペリメンタルに描いた『古風』(2020)を制作後、実は使用しなかった完成度の高いトラックが数多く残されていた。要するに本作『古風 II 』はその続編というわけだ。”古美学乃風刺”と書かれた帯が非常に印象的。一度取ってしまうと戻しづらい帯だが、切るということはしたくない…丁寧に丁寧に戻そう。浮世絵が額縁に飾ってあるようなジャケットも良い。こういう拘ったリリース商品に触れるたびに、紙ジャケのことが、どんどん好きになる。

江戸時代、東京・日本橋から京都を結び道中には53もの宿場があった「東海道」。鈴虫の鳴く声、常夜灯に照らされながら、江戸時代の人々は歩いて旅をしていたのかなあなんて思いを馳せてみる。ピアノのメロウな滑らかな響きが美しく、意図せずとも情緒的な感情が生まれる「吉原」や「修羅雪姫」。前作にも収録されていた曲「花魁」のように当時の自由が無かった労働階級の女性たちへのリスペクトとして再び描かれている。

東海道

CD盤が届いたので開けてみると、開けてびっくり!というような仕掛けが満載。変形ジャケなのですが、裏ジャケが手裏剣ぽい。CDジャケットだからこういうことが出来るんだよねー。実に、良い。16枚にも及ぶ、解説などのインサートもあり。『古風II』の世界観をこれでもか!というほどに体感できる。1枚1枚、じっくりと眺めていたい。12月は、ひとまずCDとデジタルリリースのみということで、LPは2022年1月下旬にリリース予定だそうです。当店でもご予約を承っておりますので是非チェックしてみてください。

それでは、また!

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関連ブログ: 「レコード屋だけど、どうしてもCDで売りたいモノ」

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