Atlanta Millionaires Club / Faye Webster (2019)

Faye Webster – Kingston

待ってました。アトランタの21歳、女性SSW、Faye Websterの2019年最新作。初回ゴールド盤は廃盤となったので、通常black盤での入荷。アナログでのリリースとしてはこの作品が初。

キーワードはレイドバック。なめらかで、まろやかな質感の歌声。そしてゴージャスで、南国感を演出するペダルスティールは、もはや彼女の代名詞。写真家としても活動をしていた彼女の芸術的才能は、音楽だけでなくファッション、自身のMVのディレクションからも分かる。色使い、配置、構成….。音楽であって、芸術だ。

Faye Webster – Room Temperature

意外かもしれないが、彼女のルーツはカントリーミュージックにある。そしてR&B歌手Aaliyahを愛し、2017年には地元アトランタのラッパーetherealとfeat.したり、同じくアトランタのラッパーfatherが設立したAwful Recordsよりセルフタイトル・アルバムをリリースする。(この作品が、カントリーとHiphop、そしてR&Bを融合させた、それはそれは、とても新鮮な作品。ぜひレコードでリイシューしていただきたい…)そして今作にてインディーロックを中心とするインディペンデント・レーベル、 Secretly Canadianへ移籍した。 

Faye Webster – Flowers (Feat. Father)

レーベルは変わってもFatherとfeat.しているところに、彼らの大きな絆を感じる。昔のMTV風なビデオも◎。

他の誰もがやらないような斬新な事をし、年齢を重ねるたびにどんどんと進化するソングライティングと彼女の魅力は、まるでカメレオンのようにいろいろな色へと変化し、私たちを翻弄する。今後の作品も非常に楽しみだ。